1.看護師を1年目で辞めた後に待っているお金・収入に関する現実問題

1.看護師を1年目で辞めた後に待っているお金・収入に関する現実問題

看護師の仕事を辞めると翌月から無収入です。看護師を本気で辞める決心がつかないうちに見切り発車で仕事を辞めると、結局自分を追い詰める事になります。

ここでは、辞めてから後悔しないために、新人看護師が、今の職場を辞めたあとに待っている「お金」に関する問題を説明していきます。

大幅な年収ダウンはほぼ確実

看護師の年収のボリュームゾーンは400万円〜600万円とされており、平均年収は450万円となっています。

地域差や施設差があるので、バラツキはあるものの、看護師の平均月収は30万円前後で、ボーナスは50万~100万円とされています。

年齢別でみてみると、

  • 20代 月給28万円
  • 30代 月給33万円
  • 40代 月給35万円

となっています。

ちなみに、日本人平均年収は、420万円とされていますが、男女別でみてみると、男性521万円で、女性は276万円となっています。

まだまだ、一般職・専門職を含めた日本全体の女性の平均年収はこんなものなんです。

看護師に限らず、医療職は男女差がそれほど大きくないのが特徴で、社会的に女性が働きやすい職場環境なんです。

看護師の多くが女性である事を考えると、看護師の平均年収をそのまま女性看護師の平均年収として考える事ができますが、その差はなんと、174万円です。

もし、エリート街道を歩んできて、良いお給料が貰える企業に就職しているなら話は別ですが、一般的な女性労働者の中では、かなり高所得者層という事が言えます。

せっかく、これだけの収入が得られるステージに立てたのに、看護師を辞めた翌月からは収入がゼロになります。

中には、コンビニやカフェのバイトなどで繋げばなんとかなるかな、なんて思っている人もいたりしますが、そんな転職したら高所得者層から、いっきに低所得者層・ワーキングプアの仲間入りです。

これまでに担当した患者さんの中には、生活保護の人もいたと思いますが、一つ間違えれば、同じ状況になるんですよ。

失業保険はもらえない。

退職後に一定の条件を満たせば失業保険(月給の6割程度)がおりるので、多少お給料が入らない期間があっても、失業保険で無収入分をある程度は賄う事ができます。

しかし、1年以内の退職者は、この失業保険がおりません。

簡単に制度を説明すると、一年以上雇用されてはじめて、失業保険をもらえる対象者となります。直近の勤務先で1年以上勤めてない場合は、雇用保険の対象者ではありません。

つまり、新人看護師が辞めてしまうと、失業保険はおりません。

ちなみに、働きはじめに設定されている「試用期間」はここに当てはまりません。3ヶ月の試用期間を設けている病院は多く、失業保険をもらえるから安心と思って、1年で辞めたけど申請したら通らなかったという人います。

こうなったら、本当に地獄です。

退職後も支出は続く(税金&奨学金の返済)

2年目からの税金支払いが始まる。

看護師1年目が、まさに社会人1年目の人であれば、税金について知っておかないといけない事があります。

初年度は、税金(所得税)はかかりませんが、翌年度からは、前年度の収入に応じて算出された税金を払わなければいけません。

もし、どこかに勤めていれば、その税金分を会社側が半分を負担する事になります。

どこにも勤めていなければ、全額を自分で払わないといけません。

看護師を辞めて無収入になっていたり、大幅に年収ダウンしていたとしても、これまでに沢山もらっていた給料に対して税金が掛かってくるので、とても苦しい思いをするはずです。

奨学金の返済

もし、看護学校に奨学金を貰って卒業した人は、卒業後から返済が始まります。

看護師を辞めたからと言って、奨学金の返済が免除されるわけではないので、奨学金を受けていた人は、さらに苦しい状態となります。

看護師以上に稼ぐ仕事はそうそうない

看護師以外への転職を安易に考えている人は、看護師以上に稼げる仕事はそうそうないという事を自覚しておきましょう。

今回の相談者のように、女性看護師で考えた場合ですが、先に説明した女性の平均年収から、転職後の年収を見積もる必要があります。

つまり、良くて年収250万円〜300万円を覚悟しておく必要があります。

その仕事が、看護師よりも好きでやりたかった仕事というなら良いと思いますが、看護師を辞めるために選んだ仕事に、それほどやりがいを感じる事はないはずです。

ちゃんと良い給料を貰って、若い女性が一人で自立して生活できるだけの収入を貰える仕事ってそうそう無いという事です。

ネガティブな理由で他の職業にチャレンジするのは、なかなか精神が疲弊します。

もし、復職しなければ自分で確定申告に、、、。

通常であれば、病院の会計・経理・税務担当者が代わりに行ってくれますが、どこにも所属していなければ、自分で確定申告に行かなければいけません。

一切の収入がなければ確定申告の必要はありませんが、その年に収入があった場合は、その収入を報告しに行く必要があります。

もちろん、代理で言ってくれる人はいませんので、自分で調べて、申告しに行く必要があります。これって、とても面倒な事です。

場合によっては、税理士を雇ったり、税務関係の勉強をしたり、、、と正直面倒な事ばかりです。

「フリーランスになって、〇〇したい!」という熱い志を持っていても辛い部分なのに、消沈して、意欲も低下している状態でフリーになっちゃうと、二重苦・三重苦となり、想像以上に地獄です。

もし、辞めた後に、年内に別の職場に復職した場合は、次の勤務先の担当者が代理で行ってくれます。

だから、今の職場を辞めるにしても、年内に確実に復帰するプランをたててからでないと、後悔する事になるわけです。

看護師を辞めた後に、お金に困る可能性はほぼ100%

無理して看護師を続けろとまでは言いませんが、看護師を辞めてから、お金を問題を抱える看護師は大勢いるのは事実です。

結果、割に合わないバイトをしたり、収入を戻すために夜の世界に入っていく看護師もいます。

介護の仕事をしながら、夜の仕事もするという「ダブルワーカー」も多く、看護師の特徴です。

社会で生きていく上では、お金の問題は非常に大きなウエイトをしめるのも事実なので、この点を考慮して辞めるべきです。

見切り発車で、看護師辞めたら、これまた後悔です。

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