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看護師を辞めて、
他の仕事を探したいです。
でも収入が減るのは困るので辞めたくてもやめられない。。。
看護師3年目の石原さん
相談者である看護師の石原さんは、かなり思い詰めている様子で、「仕事を辞めたい」という気持ちを明かしてくれました。
でもその一方で、退職に踏み切れない背景には「収入がゼロになると困る」という現実的な不安が大きいようでした。
職業カウンセラー
私は、医療職を専門としている職業カウンセラーです。
ここでは、相談者本人にも承諾の上で、職業カウンセリングの内容の一部を公開させて頂きます。
少し長くなりますが、石原さんと同じように、「看護師を辞めたい」「今の仕事を辞めたい」と悩んでいるけど、お金の問題で縛られている人に参考になる内容かと思います。
看護師を辞めたい。。。
彼女が「看護師」として、抱えている悩みは、
- 看護師の仕事が向いていない。
- 職場での人間関係に苦しんでいる。
でした。
"カウンセラーの感" みたいなものですが、
今のつらい状況をなんとか耐えられているように見えるけど、既に精神面に悪影響を及ぼし始めていそうだな、、、と感じました。
職業カウンセラー
看護師としての自信の喪失と将来への不安が重なり、心が弱っている。。。
ざっくりとですが、そんな印象を受けました。
（この "カウンセラーの感" は、的中する事になるのですが、まずは彼女の簡単なプロフィールから。）
相談者は、3年目の看護師さん
彼女は、地方出身・東京在中の20代女性、笑顔が素敵な若手看護師さんです。
地元の高校を卒業後、看護学校に入学し、ストレートで看護師免許を取得したそうです。
新人看護師として、東京の総合病院に入職したのですが、
配置転換などが多いこともあり、職場環境に上手く馴染めず、最近では少しうつっぽい状態がで始めていたようです。
ヒアリングしているうちに、メンタル面にも影響が出ていることを打ち明けてくれました。
- 急に涙が出てくることがある。
- 夜、あまり眠れない。
- 休みの日の夕方頃から、心臓がドキドキする。
彼女は、最初は「転職」も考えていたようですが、今は看護師を続けることが難しそうだなと感じていたようです。
結果的には、彼女は看護師の仕事を辞めて、他の仕事につきます。
そして、体調面も回復して元気を取り戻しました。
今、充実した生活を送れているようです。
では、まずは、彼女の当時の状況から説明していきましょう。
看護師を辞めたい理由は、人間関係と自らの技術不足・ミスの多さ
彼女の悩みは、
- 配置転換先のスタッフ同士の人間関係
- 看護技術が成長しない事
主に、この二つで悩んでいました。
配置転換先の先輩看護師の指導がとにかく怖い。
ミスして怒られる。
怒られて萎縮してしまい、再びミス。
先輩看護師からは、毎日毎日、厳しい言葉を浴びせられる。
緊張して再びミスを繰り返す。。。
こんな感じで自信を失ってしまったようです。
好きだった「看護師」の仕事がもう嫌いになった、と泣きながら話してくれました。
この状況になるまで、彼女なりにかなり頑張っていたようです。
「きっと慣れてくる」って自分に言い聞かせながら、なんとか頑張ってきた。
でも、全然スキルアップしていかない。
それどころか、
ミスして怒られてばかりの状態で、看護師を続けていく自信がなくなりました。
もう辞めたいと思うようになりました。
努力しても努力しても、目に見える結果として現れない
こんな状況は、誰でも辛いものです。
そこに、先輩看護師からの厳しい言葉や、周囲との人間関係が上手くいかなければ、挫折しそうになるのも分かります。
職業カウンセラー
ここまで思い詰めてるのに、看護師を辞めない理由がきっとあるはずです。
だけど、なぜ、彼女はここまで追い詰められているのに、まだ看護師を続けているのかが気になりました。
まだ看護師を辞めれない理由は、両親の事と奨学金の返済
彼女が、ここまで追い詰められているのに、看護師をまだ辞めていない理由がありました。
- 親から「辞めない方が良い」とアドバイスされた。
- 奨学金の返済が残っている。
大きくは、この二つ。
（学生時代の奨学金で困っている看護師さんは本当に多いですよね。。。）
親に相談した時は、「辛い仕事だったら辞めても良いんじゃない？」と言ってもらえると思っていたようですが、
「もう少し頑張ったら、慣れてくるんじゃない？お金のこともあるし、もっと一生懸命頑張らないと！」と激励されてしまったようです。
辞めたいけど、辞めるわけにはいかない。。。
もっと頑張らないと！！！
自分の心を抑圧している、踏ん張っている状態でした。
職業カウンセラー
「辞めたいなら、辞めた方が良い」なんて無責任な事は基本的に言いませんが、
彼女については、明らかに "休むべき状態" だと私は感じました。
前を向いて進み出す。
私の仕事は、看護師を続けるサポートではありますが、
彼女が今も看護師を続けている理由が「お金の問題だけ」そして、体調も既に崩し始めている状態。
彼女の考えを一通り聴いたあと、私は、このように話しました。
今が辛い状況という事はよく分かりました。
もし、本当に看護師が合わないなら、今すぐにでも辞めるべきだと思います。
世の中の仕事は、看護師や医療職だけじゃありません。
一旦、離れてみたら、「やっぱり看護師が良い」って思える可能性もあります。だから少し、看護師のお仕事と距離を置いて良いと思いますよ。
収入はどうするの？
このまま無理して仕事を続けても、彼女の心が壊れていくだけと感じたので、退職後のお金の問題について一緒に考えていくことになりました。
いざ辞めるとなると収入面の問題が出てきますが、これは 国からもらえる給付金制度を利用することで対抗できます。
「失業保険は3ヶ月経過後から」とか、「思っていたより少ない」なんて言われたりもしますが、
申請方法によっては最短1ヶ月で受給できるし、看護師としてお給料をしっかり貰っていたのであれば、辞めたあともそれなりの収入は継続できます。
数年の勤務期間があれば、給付期間もしっかりあるので、
一旦、心と身体をリフレッシュさせて万全の状態を整えてから、
- 看護師として復帰（転職）する
- 自分に合っている他の仕事を探す
どちらの選択もできます。
今、収入が不安だから、、、という理由だけで今のまま働き続けて心を壊してしまったら全く意味がありません。
看護師を続ける場合も、ゆっくり考えて、自分にあった職場を探す時間を作れます。
全く別の仕事をする場合も、資格取得やスキル獲得に充てる時間を確保できます。
いずれにしても、焦って決断しても、その多くは良い結果にはなりません。
元気になって新しい仕事にチャレンジ！
冒頭で話した通り、石原さんは看護師を辞めて他の仕事につくことになりましたが、「あの時、看護師を辞めて正解だった」と話してくれました。
でも、ちゃんと答えを出せたのは、しっかりと自分と向き合って考える時間を作れたからです。
いきおいだけで看護師を辞めたらきっと後悔するし、我慢してても良いことはない。
色んなプレッシャーに押しつぶされてダメになるまえに、まずは身軽になってゆっくり本当の自分を見つめなおす。
答えを出すのはそれからで良いんです。
もし、「収入面が理由で辞めたいけど辞められない」という方がいれば、国の給付金制度の存在を知って、それを生かして欲しいです。
受給するためにはいくつかの条件があります。
また、少し申請がややこしかったり、条件によって給付額が変動します。
- 申請手続きがとにかく苦手。
- 受給に向けて、何から始めて良いかわからない。
という方は、まずは自分が受給対象なのかを調べることから始めてみて下さい。
下記のサポートを活用すると良いです。
- スグペイ
- 退職サポーターズ
- 退職コネクト
社労士や弁護士が監修したサポートサービスです。
ちなみに、おすすめは「スグペイ」です。
LINEから無料相談なども受け付けているので、気軽に相談できるし、
社会保険や雇用保険の制度を併用するため平均受給額も400万円となっています。
他のサポートよりも【相談しやすく、受給額を増やせる可能性がある】というのが特徴です。
①スグペイ
【スグペイは、こんな方におすすめ】
- LINEなど気軽な相談からが良い。
- 手続きの全ステップをサポートして欲しい。
- 「実は多く貰えたのに。。。」と後悔したくない。
ポイント：
- 失業保険の受給に関するLINE相談・無料Zoom相談が可能
- 最大310万円
②退職サポーターズ
【退職サポーターズは、こんな方におすすめ】
- 今の会社を退職する前、または退職準備に入っている
- 社会保険の適用期間が12ヶ月以上
- 失業保険のみの受給で良い。
ポイント：
- 最低3ヶ月分しか受給できないところを最大で10ヶ月分まで増額
- 受給開始まで最低3ヶ月かかるところを最短で1ヶ月にまで短縮
- 受給額は最大200万円
③退職コネクト
【退職コネクトは、こんな方におすすめ】
- 社会保険の適用期間が12ヶ月以上
- 失業保険のみの受給で良い。
ポイント：
- 最大10ヶ月分に増額&最短一カ月で受給開始
- 万が一給付が不受理となった場合には全額返金保証
- 最大4倍になる可能性あり（※ 最大受給額200万円）