
トリガーポイント療法とは?
トリガーポイント療法は、筋肉が原因の痛みに対する優れた治療法の1つになります。
よく、肩こり、首こりなどといって、体の一部(筋肉)に触るとコリコリとした硬結があり、そこを押すと強い痛みが出たという経験した事は誰しもあると思います。
トリガーポイント療法では、このコリコリが治療対象になります。
「ツボに当たっている。」「そこそこ、そのツボが効くんだよね。」
筋肉にあるコリコリとした硬結を押すと痛みが出たりします。
これをトリガーポイントと呼び、指圧治療をする事が トリガーポイント療法 です。
マッサージを受けた際に、
「ツボに当たっている。」
「そこそこ、そのツボが効くんだよね。」
といった表現をしたくなる、この "ツボ"と言っているものが、まさにトリガーポイントですね。
トリガーポイントを探す難しさ
1つ注意点があります。
それは、「押して痛ければ、イコール、トリガーポイント」ではないという事です
トリガーポイント療法を行うには、その押すと痛い箇所が、「治療するべきトリガーポイントなのか?」という判断が必要になります。
治療するべきトリガーポイントの特徴は、押した時に、自分の症状が出現します。
私は、腰痛を抱えていたので、腰の筋肉を狙ってトリガーポイントを探すのですが、
「押すと痛いコリコリ」を探し、押した時に「日常的に感じている腰痛が出現する」という事が確認できれば、治療するべきトリガーポイントと判断できるわけです。
痛みがある所を押す事自体は、手当たり次第に押せば良いだけかもしれません。その時に、特に痛く感じるところを探せば良いだけかもしれませんが、ただただ強く押して探すようではナンセンスです。
力任せに押すのではなく、適度な刺激でトリガーポイントの部位を特定しなければいけません。
これがトリガーポイントの難しさ(デメリット)だと思います。
メリットは、自分で治療する事もできる点
この治療法の優れている点は、一度そのトリガーポイントを見つけて治療の仕方を教えてもらえれば、"自主トレ"として、自分でも治療できるという所です。
このブログサイトでは、私が実際に腰痛に効果のあったトリガーポイント療法(セルフトリガーポイント療法)を紹介しています。
もし、優秀なセラピストや先生にかかっている人の場合でも、一方的に治療を受けるだけでなく、セルフエクササイズの方法も聞いておくといいかもしれません。
症状というのは波がありますし、一度良くなっても、仕事などで無理をすると再び似たような症状が再発する可能性は十分にあります。
再発しかけた時に、自分で対処法を身につけておけば、毎回毎回、慌てて病院や治療院に駆け込むというような事はなくなるはずです。
自分でやる場合は十分に気をつけて行ってください。
ここで紹介しているトリガーポイントによる自己治療法は、もし、症状が強い場合は、まずは適切な治療院に通われて、そこでセルフトリガーポイント療法を指導してもらう事をおすすめします。
このブログで紹介している方法は、あくまでも参考程度にして下さい。また、実際に行う際は、自己責任に行って下さい。
